洋上風力発電

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世界の期待を集める風力発電 その潮流は今、「洋上」へと移行する。

プロジェクト企画からメンテナンスまでトータルサポート

陸上から、洋上へ

風力発電への期待は、太陽光発電と並んで大きな出力をもつ再生可能エネルギーとして欧州を中心に世界に広がっており、「ウィンドファーム」と呼ばれる大型の風車を数基から数十基設置する設備群が世界各地で建設されています。

しかし、 風力発電所を陸上で建設しようとすると、多くの障壁が立ちはだかります。

陸上風力発電のデメリット
陸上で強い風が安定的に
吹く場所を見つけるのが難しい
景観や自然への影響
風車の回転に伴う騒音の発生
さらに、渡り鳥の飛行を妨害するという指摘もあります。
このような状況から、海に風力発電所を建設して発電する「洋上風力発電」が注目されています。
洋上風力発電のメリット
陸上に比べ立地条件に関する制約が少ない 
洋上は風速が強く変動が少ないため、
陸上よりも安定かつ効率的に発電を行うことが可能
陸上から洋上への流れの中、洋上大型風車の技術開発が求められています。

「着床式」と「浮体式」 2つの洋上風力発電

洋上風力発電には、設備を海底に固定する「着床式」と、海の上に浮かべた構造物の上に設備を建設する「浮体式」の2種類があります。

風力発電設置場所のイメージ

着底式(着床式)

遠浅の海が広がる欧州では、20年以上前から着床式の設備が建設され、商用ベースの運転が行われています。

浮体式

浮体式洋上風力発電は、洋上に浮かんだ浮体式構造物を利用する風力発電です。

水深50mを超えると着床式では採算性が悪化するので、50m〜200mの海域では浮体式風力発電機が設置されます。
海外でもノルウェーやポルトガルで実証研究が始まったばかりです。

風力発電の現状

水上風力発電イメージ写真

ヨーロッパの状況

ヨーロッパでは陸上風力発電の導入が進んでいますが、適地が少なくなってきたため、最近では洋上風力発電を推進しています。

中でも力を入れているのがイギリスやデンマークで、遠浅の海岸が多いため着床式の風力発電の導入が進んでおり、イギリスでは、風力発電全体の設備容量のうち洋上風力発電が約3割を占めています。

浮体式

浮体式はノルウェーやポルトガルで実証研究が行われています。
ノルウェーではノルウェー南西海岸10km沖の海域で、細長い円筒形状で低重心の「スパー型」の設備が試験運転されています。
また、ポルトガルではアグサドウラ沖で、「セミサブ型」と呼ばれる方式の設備が建設されています。

日本の状況

日本では、さらなる開発が期待される浮体式洋上風力発電の実証事業が進んでいます。
環境省が長崎県五島市椛島周辺海域で、経済産業省が福島県沖でそれぞれ実施しています。

環境影響評価(環境アセスメント)もお任せください

環境アセスメントも、スズカ電工なら数々の実績に裏付けられたノウハウで、住民の方にも事業者の方にもご満足いただけるよう、よりよい環境保全とそれに向けての対策検討、合意形成をはかります。

アセスメントの手続き

手続きの流れ

地元住民の方々の「共感」を得られるよう最大の努力をします

握手

事業の成功は、地元住民の方々の「十分な理解確認」なしには実現しません。

そのためには、事業者と住民が「対話」を繰り返し、互いに「共感」を持つことが大切です。

スズカ電工では、プロジェクトの節目に「説明会」などを開催し、地元住民の方々とのコミュニケーションを行いながら事業を進めて参ります。

地元との「利益享受」の関係性構築

地元住民の方々と 共に利益を享受する、そんな発電事業をスズカ電工は目指しています。

【地元雇用の創出例】
・建設
・運用
・船などのレンタル(建設時 メンテナンス時など)
・観光客の増加

など

計画からメンテナンスまで、ワンストップでサポートいたします

洋上風力発電のプロジェクト構想・企画から、採算性の調査、建設、メンテナンスまで、ワンストップでスズカ電工が対応いたします。

  • ・地質調査をはじめ必要な候補地の検討
  • ・事業化可能性を調査
  • ・環境調査(環境アセスメント)実施

大型風車を建設する計画に必要となる風況データを継続的に採取

  • ・風車建設地点の決定
  • ・風車規模の設定
  • ・風車機種の選定
  • ・測量調査
  • ・経済性の検討
  • ・設備詳細設計
  • ・工事設計
  • ・工事計画
  • ・事業計画
  • ・風車支持構造物の築造
  • ・洋上における風車の建設

発電事業の運転代行

発電所の運営保守代行

コストパフォーマンスで選ぶと、スズカ電工が一番!

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※ IRR(Internal Rate of Return):内部収益率

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